12月~2月が旬である牡蠣(カキ)は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルを豊富に含み、海のミルク、といわれています。
わたしたちの食卓に上がる牡蠣の殆どはマガキと呼ばれる種類です。マガキの繁殖期は、5~8月で、この時期は繁殖のために體內(nèi)の栄養(yǎng)成分を使ってしまうため、身に栄養(yǎng)分が少なくなり、身がやせます。
「牡蠣を夏場に食べると食あたりを起こす」というのは、夏場は流通過程で傷みやすいことに加え、身のやせた牡蠣は雑菌に感染しやすくなるためのようです。 産卵期を終えた牡蠣が次の産卵期に備えて、秋ごろから栄養(yǎng)成分を蓄えはじめます。そのため、産卵期を目前にした冬場が最も食べごろ、と言われるのです。 (ただし、巖ガキのように、夏場でもおいしく食べられる牡蠣もあります)