食は、子どもに限らず全ての國民にとって必要なものですが、子どもに対する食育は、心身の成長と人格形成に大きな影響を及ぼし、生涯を通じた健全な心と身體を培い豊かな人間性を育む基礎となります。
しかし、複雑に絡み合う國際社會の進展や社會情勢の変化の中で、わたしたちは徐々に「食」の大切さを忘れていっているのではないでしょうか。 食生活の亂れは、栄養の偏りや生活習慣病の発癥、肥満、痩身、味覚障害といった健全な生活を阻害するあらゆる健康障害の溫床となる可能性を秘めています。
このような食生活の亂れからくる健康障害は、自らコントロールすることができる問題でもあります。
「食」に関して今現在の自分を見つめなおし、正しい食事をしているか點検し、健康的な食生活とは何かを學び、それを実踐することは、難しいことではありません。
食育とは、こうした健康的な食生活を送るための知識と実踐を「自らの手で」行うことで、生涯にわたって身體と心を健全に維持することを目的としています。
開隆堂では、食育の大切さを訴え、簡単に実踐できる教材を開発しています。